ウチの子がうまくいく 中学受験 塾選び 四谷大塚 2020年入塾

ウチの子がうまくいく 中学受験 塾選び 四谷大塚 2020年入塾

関東(東京・埼玉・神奈川・千葉)に直営校を30校舎、そしてオリジナルテキスト「予習シリーズ」を使う準拠校を全国に持つ中学受験の大手進学塾、四谷大塚。
もともとはテスト会から始まった塾です。

首都圏の中学受験「四大受験塾」の一つである早稲田アカデミーも、実は四谷大塚の準拠塾です。

6年生向けに年6回開催される「合不合判定テスト」による合否判定と、その結果をもとにした中学校の偏差値は信頼性が高く、四谷大塚以外の塾からもたくさんの生徒が受験します。

中学受験においてまんべんなく実績を出す四谷大塚

男女御三家や筑波大付属駒場などの最難関校に限ると、中学受験の合格実績はサピックスが圧倒していますが、首都圏で中学受験四大受験塾と呼ばれる中で、サピックスを除くと残り三塾の実績は、拮抗しています。

塾に通う子のイメージ

中でも四谷大塚は「合不合判定テスト」の精度の高さを武器に、最難関校から中堅校まで、中学受験ではまんべんなく実績を出しています。
御三家などを除いたおもな難関校の合格実績を比較してみると、下の表のようになります。

サピックス日能研四谷大塚早稲田アカデミー
浅野中236 名 116 名 112 名 73 名
栄光学園中128 名 77 名 40 名 34 名
海城中262 名 55 名 130 名 100 名
学習院中73 名 41 名 69 名 60 名
慶應普通部107 名 24 名 43 名 59 名
駒場東邦中169 名 48 名 47 名 37 名
芝中175 名 81 名 77 名 56 名
城北中67 名 78 名 157 名 112 名
聖光学院中225 名 43 名 81 名 69 名
本郷中254 名 125 名 143 名 123 名
早稲田中206 名 78 名 173 名 161 名
鴎友学園中104 名 78 名 79 名 51 名
学習院女子中42 名 49 名 46 名 33 名
吉祥女子中171 名 112 名 141 名 111 名
白百合学園中75 名 40 名 36 名
東京英和女学院中72 名 34 名 52 名 23 名
普連土学園中95 名 71 名 91 名 4 名
青山学院中128 名 31 名 62 名 50 名
慶應中等部144 名 19 名 25 名 62 名
慶應湘南藤沢44 名 17 名 72 名 34 名
明大付属明治68 名 42 名 114 名 103 名
早稲田実業中58 名 21 名 58 名 71 名

多くの学校で、四谷大塚がサピックスに続く実績を出していることがわかりますね。

信頼性の高い四谷大塚の偏差値レベルは日能研に近い

6年生の合格可能性を判定する「合不合判定テスト」は、2018年には全国でのべ(1〜6回)8万人以上が受験(全国No1)し、結果として示される合否判定や学校の偏差値は非常に信頼できるものになっています。

学校別の80%合格判定偏差値は、細かな違いがあるものの、サピックスよりは日能研に近い数値になっています。
サピックスの塾生の中でも、第一志望校が中堅校の生徒は、レベルの高すぎるサピックスの模試とは別に合不合判定テストも受験することが多いようです。

「予習シリーズ」を使った中学受験の勉強は4年生から

四谷大塚のオリジナルテキスト「予習シリーズ」は中学受験の学習において非常に完成度が高く、副教材なども充実した教材です。
四谷大塚ホームページから購入できることもあり、四谷大塚の準拠塾以外にも多くの中学受験の塾で使われています。

テキストで勉強する子どものイメージ

その予習シリーズですが、4年生から6年生用が揃っています。
(1年生~3年生は別テキストを使う「リトルスクール」という低学年向け講座)
それもあり、四谷大塚に入塾して本格的な中学受験の勉強を始めるのに適した時期は、新4年生(学校では3年生の2月)からということになります。

四谷大塚のカリキュラムは、以前は少しゆっくりタイプの進度(6年生の7月までにカリキュラム全範囲を終了)でしたが、数年前の予習シリーズの改訂で算数・国語の進度が早まり、サピックスと同程度のスピードで進むカリキュラム(5年生の1月までにカリキュラム全範囲を終了)に変更になりました。

ただし、単に進むのが速くなっただけではなく、それまでは1週に2つの単元を学ぶスタイルのテキスト構成だった算数は、1単元を深く学ぶスタイルに変更になり、不足していた問題も補充されて充実したテキストに進化しました。
一方、理科と社会は大きな変更がなく、無理のない進度のカリキュラムとなっています。

週2回の通塾+週テスト 6年生後期には学校別特訓

四谷大塚の基本的な通塾パターンは、週2回の通塾と、通常週末にある「週テスト」のセットです。
週テストの範囲はその週に習った単元ですが、授業で解いた問題の類題だけではなく、より実戦的な実力問題が多く出題されます。

各科目とも、5週間に1回「総合回」の授業があり、それまでに習った4週間分の単元が復習範囲となります。
総合回の週は、テストも週テストとは別の「公開組分けテスト」と呼ばれるものになり、このテストの結果により次のテストのコース(難しいものから順にSコース、Cコース、Bコース、Aコース)や授業を受けるクラスが決まります。

四谷大塚の授業は、オリジナルテキスト「予習シリーズ」の名前が示すとおり予習型で、大手の中学受験の塾では四谷大塚のみの特徴です。

子どもたちは授業で新しい単元を習う前に、予習シリーズを読んで予習します。
そのため、予習シリーズは一般的な中学受験の塾のテキストよりも説明が詳しく、紙面もカラーで理科や社会は写真なども多く、読んでいる子どもを飽きさせない工夫がなされています。

予習することで、それだけでわかること、そして自分で予習しただけではわからない疑問が出てきます。
ある程度理解が進み、疑問も出てきた状態で子どもたちは授業を受け、さらに理解を深めて疑問を解消します。

わかった!という表情の子ども

家庭学習の範囲は講師によって指示されますが、「予習シリーズ」以外に豊富に用意された副教材「演習問題集」「予習シリーズ 漢字とことば」「予習シリーズ 計算」などからも出されます。

1週間の勉強を終えたら、週末の週テストで理解度のチェックです。
まずは週テストで結果を残せる状態が第一目標、そして次の目標は5週に1回の「公開組分けテスト」になります。

ある程度自分で勉強できる子に向く四谷大塚

自分で予習をしてから授業に臨むことが要求される四谷大塚は、改定によって進度がやや速くなったこともあり、ある程度自分で勉強できるタイプの子に向いた中学受験塾です。
もちろん、お子さんの自主性だけですべてが上手く回るわけではありませんから、親の関与も必要です。
ただ、中学受験の他塾に比べると親の関与は少なくてすみます。

四谷大塚の1週間サイクルは

  1. 自分で予習
  2. 授業
  3. 家庭学習(復習・宿題)
  4. 週テスト
  5. 復習

といった形になりますが、予習や復習のサポートとなる動画講座「予習ナビ」「復習ナビ」も用意されています。
これらのツールと豊富な教材を上手に使って、いかにわからないままになっている部分を残さずに進んでいくかが、四谷大塚で成績をアップさせていく上でのポイントとなります。

長年の中学受験のノウハウが詰まった週テスト・組分けテスト

四谷大塚で学習する子どもたちは、原則として毎週1回の「週テスト」を受験します。
週テストは問題が4種類あり、成績順にSコース、Cコース、Bコース、Aコースと分かれています。

週テストで1週間単位の学習定着度を確認しながら、4週の学習後に長期的な学習定着度をみる実力テスト「公開組分けテスト」を受験します。
「公開組分けテスト」の問題は1種類で、週例テストを4つのコースで受験するすべての生徒が同じ問題に取り組みます。

このテストの結果により、新たな秀麗テストの受講コースが決定します。
「公開組分けテスト」はその名の通り、四谷大塚の会員以外の生徒も受験でき、四谷大塚への入室テストを兼ねています。

関東地方の30の直営校以外に、全国に準拠校をもつ四谷大塚。
そのデータの量と精度から、全国の中学受験をする子どもたちが学力の定着度、合格可能性を判断するための参考にしています。

通塾することになれば、この精度の高いテストシステムと豊富なテキスト、動画などが中学受験の学習をサポートしてくれるでしょう。
お近くに直営校、準拠項がある場合は、検討してみてもいいかもしれませんね。

テキスト:塾ドリ編集部