【早わかり】中学受験合格のための腕時計選びのポイントを解説

中学受験合格のための腕時計選びのポイント

中学受験を目指してお子さんが塾に通い始めると、毎月のように大きなテストがあります。
そのテストの結果によって、塾のクラスが変わる「組分けテスト」です。
そして、テストの時間配分を考えたときに気になってくるのが、腕時計です。

ここでは、中学受験と腕時計に関して、5つの疑問に答えていきたいと思います。

中学受験に腕時計は必要?その理由は?

「小学生の子どもに腕時計を持たせるか」と聞かれたら、みなさんはどう答えるでしょうか。
一般には「腕時計は中学生くらいになってから」と考える親御さんも多いようです。

しかし、中学受験を目指す小学生に関していえば、腕時計は持たせるべきです。

理由は2つあります。

まず第一に、塾で受ける模試や実際の入試本番に制限時間があることです。
限られた時間の中で、どのようにテストに取り組んで得点するか。
そんなタイムマネジメントが、中学受験をする子どもには求められるからです。

子どもは、夢中になると時を忘れます。
没頭するため、時間の経過を意識できなくなるのです。
結果、本人が気づかないうちに長い時間が経過してしまい、テストの結果に響いてしまうのです。

実際、受験勉強を始めたばかりのお子さんの中には、塾のテストが終わった後「まだぜんぜん時間がたっていないのに、早々とテストを終わらされてしまった」と感じるお子さんが多くいます。

第2の理由は、模試会場、入試会場に時計がない、あるいは見えないということが考えられるからです。

多くの塾、学校の教室には掛け時計があるようです。
しかし必ずあるとは限らないこと、また座席によって、まわりの子の体の大きさなどによっては見えない、見えづらいことも考えられます。

お子さんが時間を意識する練習をする意味でも、手元に見やすい腕時計があることは、プラスにはなってもマイナスになることはありません。

ぜひ、見やすく使いやすい時計を探してみてください。

受験用の時計はアナログがいい?それともデジタル?

中学受験用にお子さんに持たせる時計の文字盤は、アナログのものがいいのでしょうか?それともデジタルでしょうか?

アナログ、デジタルともそれぞれ長所、短所がありますが、お子さんに持たせるのはアナログの文字盤のものがいいでしょう。

その理由は、アナログの文字盤のもののほうが、圧倒的に「あと◯◯分」ということが視覚的にわかりやすいからです。

また算数の文章題で時計に関する問題がありますが、そんなときにも文字盤が実際に目の前にあれば、イメージしやすいでしょう。

計算機能など入試では禁止される機能に注意

デジタル時計などでは、計算機の機能がついたものも多くあります。
このような機能は、もちろん中学校が試験に持ち込むことを禁止しています。
塾の模試の場合も同様ですね。

またアラーム機能などがついたものも禁止している学校が多くあります。
禁止していなくても、万一試験中にアラームが鳴ってしまったら、お子さんは焦ってしまい試験に集中できなくなってしまうかもしれません。
もちろん、他の受験生への迷惑という点でも気をつけておきたいですね。

受験会場に持ち込む腕時計は、アナログタイプで余計な機能がついていない、ごくごくシンプルなものにしましょう。
値段も安いもので構わないと思います。

「中学生・高校生になってもつけられるものを」は間違い

「せっかく腕時計を買ってあげるのだから、中学生、高校生になっても使えるものを」と考えたくなるのが親ですが、ここは「受験まで」と割り切りましょう。

その意味でも、安価なものでいいのです。
さすがに100均ショップの時計では心もとないかもしれませんが、千円〜数千円もあれば、時間の狂いがないシンプルな腕時計は見つけられます。
中学生、高校生になったら、また欲しい機能が変わってくる可能性もあります。

まずは、目の前の中学受験を乗り切ることだけを考え、機種選びをしましょう。

ベルトその他で気をつけるべき点は

その他、気をつけておきたい点を列挙します。

ベルトは大きく分けると革、金属、布などがありますが、実際にお子さんの腕につけてみてフィットするもの、違和感がないものがよいでしょう。

実は、受験用の腕時計として必須の機能は「机に置いて時刻を読み取れること」です。
ゴムやシリコンのベルトのごついスポーツタイプの腕時計はかっこいいのですが、机に置いて時刻を読み取ることができません(最初からベルトが丸く成形されているので、うまく文字盤が机に立たない)。
またこの手の時計は文字盤も大きく厚いことも多く、小学生の手には違和感があることが多いのです。

細い小学生の手首にもフィットし、軽量で使いやすいのは布製のベルトです。

電源も、ソーラータイプなど高価なものよりも、交換すれば確実に動く電池式のものがいいでしょう。
小学生は毎日腕時計をして歩くわけではありません。
ソーラータイプのものは、いざというときに充電ができていないなど、思わぬアクシデントにつながる可能性があります。

女の子用などでは、キャラクターなどのデザインが入った可愛いものもあり、お子さんが欲しがるかもしれませんが、それも必須の機能ではありませんね。

また、「受験専用」というような謳い文句で高額な時計も売っています。
さすがにそのような商品は、上にあげたような機能は網羅していますが(さらに縁起をかついだ付属品や「合格」をデザインした装飾などもあります)あえて選ぶ必要もないかと思います。

おすすめの腕時計は?

ここまで書いてきたような、中学受験に必要な要素を盛り込んでいて信頼性が高く、無駄な機能や装飾がない腕時計には、どんなものがあるでしょうか。
以下、受験生にピッタリの腕時計シリーズを3つご紹介します。

●カシオ スタンダードシリーズ
実売価格で1000円くらいからの価格帯で、樹脂製と金属製が選べます。日常生活防水で重さも20g〜50gくらいと軽く、お子さんの使用に向いたシリーズです。

●シチズン キューアンドキューシリーズ
カシオよりもバリエーションは少ないものの、価格は実売で1000円くらいから、樹脂ベルトのものやレザーベルトが選べます。日常生活防水で重さも軽いものは20g程度です。

●セイコー アルバシリーズ
スタンダードなデザインからスポーティなデザインまで、幅広い年齢層向けのシリーズです。実売価格は3000円程度からで、ベルトも樹脂、金属、布製などが選べ、本体も真鍮製で長く使える人気モデル。

近年、中学受験の分野でも必須と言える腕時計。お子さんにあった使いやすいものを選んであげたいですね。

テキスト:塾ドリ編集部